2025年大阪・関西万博のポーランドパビリオンの来館者が100万人を突破したことは最高記録だけでなくポーランドが大阪を魅了していることの証拠です!

既に100万人が私たちの展示、文化イベントそして感情的な地域ウィークをご覧になりました。大阪・関西万博のポーランドパビリオンは興味をそそる見学ルートで魅了し、地方の代表団による色彩豊かなプレゼンテーションの際には生き生きして、文化・経済イベントのエネルギーで脈動します。来館者100万人とは単なる数字ではありません。これは万博でのポーランドのかけがえのない歴史を作る100万の出会い、感情そして思い出です。
2025年大阪・関西万博の100万人目のポーランドパビリオンの来館者は二人の子供を連れたお母さんでした。きっと忘れられない瞬間だったでしょう!家族はユニークなプレゼントのセットを受け取り、ハッラー(ハウカ)焼き教室に参加し、ポーランド・レストランの料理を試食しました。
「私たちは、来館者100万人とは単に迫力のある数字ではなく、ポーランドという国が世界に対し本当の言葉で熱心をもって語り掛けていることの証拠であることから嬉しく思います。ポーランドパビリオンは伝統とイノベーションが来館者一人一人に対し面白く、理解しやすくそして刺激的に絡み合う空間です。万博での毎日は新たな物語を生み、来館者の前向きなリアクションと感情を見るとポーランドの物語が興味深く、普遍的で今後も継続されるべきものだと確信をさせてくれます。」―自ら100万人目の来館者を歓迎したマルタ・ジェリンスカ、2025年大阪・関西万博 ポーランド政府代表代理は述べます。



2025年大阪・関西万博のポーランドパビリオンは興味をそそり、喜びをもたらします。
2025年4月13日の開会から毎日のようにポーランドパビリオンを大勢の来館者が見学します。館内に入る前から2025年大阪・関西万博において最もユニークな建築プロジェクトであるポーランドパビリオンの木造で螺旋の形が彼らの気を引きます。このユニークな建物はダイナミックで、対話と発展にオープンな今日のポーランドを定義する要素、すなわち発展、周期性と動きを象徴します。また、パビリオンは異なるけれどもお互いに友好的であるポーランドと日本の懸け橋でありながらポーランド人の創造性とイノベーションの波動を連想させるものです。
ポーランドパビリオンの常設展示は斬新な方法でポーランドの伝統と自然を汲み、同時に国の現代的な面である科学、技術、経済そして文化的な業績を紹介します。
1日6000人にも上る来館者数は、2025年4月13日の開会からわずか5か月間でパビリオンへの来館者数100万人の達成に繋がりました。
ポーランドパビリオンで来館者を最も魅了するものとは?
最新技術を駆使し、来館者を展示の共同制作に招く常設展示のアートインスタレーションが来館者の興味を引きます。「心象の緑」は独自のアルゴリズムに基づきスマホにダウンロードできる独自のパラメーター植物を来館者自身が組み合わせることを可能にします。「オーラ」はデジタル制御されるオーケストラで、100以上の独立したモジュールで有機的にフリデリク・ショパンの音楽を奏でます。モジュールの心臓部にはジェラゾバ・ボラ周辺で収穫されたショパンを連想させる柳の木で構成されます。「ポーランドの原風景」はAIを駆使してポーランドの風景を紹介し、その多様性を見せます。パノラマ投影されるポーランドの風景は来館者の動きに合わせて進化・変化します。
「創意の園」は展示の第二部分で、経済について語ります。フューチュリズム的で「増えていく玉」を含む舞台美術はポーランドの創造性の拡散を象徴します。「創意の園」は、ポーランドと日本の協力はもちろん、成長のポテンシャルが最も高い6つの業界(農作食品、化粧品、医療・医薬品、IT・フィンテック、グリーン技術(水素技術を含む)およびゲーム開発)におけるポーランドの民間企業の業績を紹介します。

万博でのポーランド文化イベントが来館者数の成功を後押しした
展示そのものが興味深いこと以外にポーランドパビリオンの来館者数が多いのには豊富なコンサートのスケジュール、地域プレゼンテーション、ワークショップやビジネスミーティングがポーランドの人気と発信性の源です。
ポーランドが企画した様々な音楽イベントが何千人もの観客を引き寄せました。大阪ではシロンスク県ウィーク中(5月4~10日)のポーランド国立民族合唱舞踊団「シロンスク」と地域舞踏団「ミシュトゥコビャニェ」、そしてマウォポルスカ県ウィーク中(8月10~16日)の山岳民族カペラ「サガ」の出演が反響を呼びました。またポーランドが欧州連合理事会議長国任期満了を記念してウカシュ・LUC・ロストフスキが作曲した交響曲「Symbiosis」(共生)の世界的なプレミア(6月30日)とアカデミー賞の候補映画に輝いたポーランド作品「農民」に基づく「農民ダンシング・レミックス」ショー(9月4日)などの巨大コンサートは大勢の観客を呼び寄せました。
大阪ではポーランド文化ウィーク(9月4~10日)の一環として電子音楽フェスティバル「アンサウンドUnsound」およびジャズフェスティバル「ジャズ・フロム・ポーランド・イン・ジャパン2025」が行われました。レシェック・モジジェルのコンサート(4月24日)はユニークな出来事でした。これは2台のピアノで演奏され、その中にはデカフォニック・ピアノすなわち従来の12音音階ではなく10音音階のものがありました。
フリデリク・ショパン・ウィーク中(8月29日~9月4日)のコンサート「繊細な弦」(8月29日)がとても人気でした。ナタリア・ククルスカは、彼女のチーム、国立フィルハーモニー管弦楽団そして招待したアーティストと共に選び抜かれたフリデリク・ショパンの曲を歌詞付きの交響曲として演奏しました。これは世界に類を見ない、ショパン曲の歌詞付きの解釈を聴くユニークな機会でした。また「ショパン・ガラ」(8月31日)にはショパン国際ピアノコンクールの入賞者である小林愛実とクシストフ・ヤブウォンスキが国立フィルハーモニー管弦楽団が共演しました。両コンサートで観客からスタンディングオベーションが送られました。
日本と周辺諸国との関係を強化するチャンス
ポーランドの2025年大阪・関西万博への参加には豊富な経済イベントのプログラムも準備され、それは日本を始め、周辺諸国との経済・投資関係を強化する目標があります。ポーランド・日本貿易フォーラム(2025年5月20日)とポーランド・日本投資フォーラム(2025年9月30日)へのポーランド企業の参加は、日本国内の専門家や企業と直接的に接触することで輸出商品の紹介、貿易関係とパートナ関係の締結および日本市場の特徴の理解を可能にします。
「「2025年大阪・関西万博」への参加は名誉であると同時にグローバルなチャンスでもあります。私たちは世界にポーランドの文化的、科学的そして経済的なポテンシャルをショパンの音楽を始めイノベーションなどを通じて紹介します。ポーランドの万博スローガン「ポーランド。未来を切り拓く遺産」は、ポーランド人が汲む伝統は現代の挑戦に対する新たな答えを導き出すインスピレーションであり、それををお見せしたいという意欲を表現します。万博は経済関係の構築や本物のビジネス関係を結ぶ空間です。ポーランドパビリオンを訪問した100万人の来館者は、ポーランドが万博において尊敬される参加国であることを裏付けます。こうすることでポーランドは国際社会における存在感を強化して、独自の伝統、イノベーションそして対話に対する姿勢で世界の興味を引き立てます。」





Fot. A. Stykowski / PAIH