Leszek Możdzer レシェック・モジジェル、デカフォニック・ピアノによるピアノコンサート

2025年4月24日、東大阪市文化創造館は、これまで日本で聴いたことのない音色に包まれます。2025年大阪・関西万博のポーランド「科学・教育デイズ」の一環として、世界的に活躍するピアニスト、レシェック・モジジェルが、ポーランド科学アカデミーの科学者によって開発され、特許を取得した世界初のデカフォニック・ピアノを含む2台のピアノで、ユニークなコンサートを行います。
日本では誰も聞いたことのない音。12音音楽から10音音楽へ。

Leszek Możdżer レシェック・モジジェル
即興演奏の達人、型破りなサウンドの創造者、そしてポーランド文化のアンバサダーであるレシェック・モジジェルは、この珍しい楽器を万博の国際的な観客に初めて披露します。彼のパフォーマンスは単なるコンサートではなく、科学、芸術、感情が交わる時間です。それは、音を通じて語られる未来についての物語です。
fot. Sisi Cecylia
デカフォニック・ピアノは、従来のオクターブ分割を打ち破る画期的な楽器です。10音音階(10-TET)は、これまでアコースティック楽器では実現できなかった新しい音色を生み出し、まったく新しい音の世界への扉を開きます。
10-TETピアノ調律法は、アレクサンデル・ボグツキ、パヴェウ・ヌロフスキ、アンジェイ・ヴォダルチク、レシェック・モジジェルがポーランド科学アカデミーの理論物理学センターと共同で開発したものです。この技術革新は特許を取得しており、今回は2025年大阪・関西万博のポーランド出展の一環として披露されます。