シロンスク県ウィーク

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地域紹介週間の次の週、シロンス県は2025年大阪万博の参加者を、色彩、音、動き、そして物語に満ちた世界へと招待しました。

地域紹介週間の次の週、シロンス県は2025年大阪万博の参加者を、色彩、音、動き、そして物語に満ちた世界へと招待しました。
「シロンスク ― 動きの中の伝統」というスローガンのもと開催されたイベントでは、教育、芸術、フォークロア、そして現代性が融合され、地域の豊かさを発見するための心地よい空間が創出されました。

ショパンからアニメーションまで ― 世代をつなぐ文化

週間の始まりには、フレデリック・ショパンの音楽に合わせたアニメーション上映と、シロンスクを文化・科学・遺産の視点から現代的で深いルーツを持つ地域として紹介するプロモーション映像の上映が行われました。

週間の象徴的なアーティファクトとして展示されたのは、ボグチツカ磁器製の作品 ― 民族舞踊団「シロンスク」のモチーフにインスピレーションを得た特別デザインのティーカップシリーズで、シロンスの応用芸術と工芸に対する優雅なオマージュとなっていました。

芸術、手工芸、演劇 ― あらゆる世代のためのワークショップ

ポーランドパビリオン内では、インタラクティブな芸術・教育ワークショップが毎日開催されました:

  • ジェレシニャ(シロンス・ベスキディ)に拠点を置く9sił財団は、木製の馬や独楽に絵付けをするワークショップを実施し、民俗玩具作りの伝統と、動きや舞踊の象徴性に触れる機会を提供しました。さらに、参加者はシロンスの装飾に見られる典型的な紙花や花冠の制作にも挑戦しました。
  • カトヴィツェのアテネウム劇場は、子どもから大人までが演劇遊びを体験できる場を提供。マスクや簡単な人形を作ったり、人形劇の舞台裏の仕事について学んだりしました。
  • ビェルスコ=ビャワのアニメーションスタジオは、ポーランドアニメーションの遺産に焦点を当てた充実したワークショップを開催。参加者はアニメーションデスクを使ってキャラクターを描いたり、テーマパズルを解いたり、フリップブックを制作したり、ポーランドの有名なアニメに関するクイズにも挑戦しました。
  • カトヴィツェのシロンス大学は、「シロンス科学フェスティバル」のプロモーションの一環として、実験や講義、遊びを融合させた科学普及ワークショップを開催しました。

竹馬に乗った財宝守と四本足の友情

屋外パフォーマンスやストリートイベントの一環として、来場者は竹馬に乗った「スカルブニク(鉱山の守り神)」に出会うことができました。この伝説的な存在は、上シロンスとその産業遺産の物語を視覚的に語りました。

演劇も登場しました。アテネウム劇場は、人形劇「四本足の友情」を上演。少年とその犬の物語は、感情と家族の価値観という普遍的な言語で語られ、観客の心を打ちました。

民族舞踊団「シロンスク」 ― 地域の文化大使

民族舞踊団「シロンスク」によるコンサートは、週間プログラムの常設イベントとして開催され、週の芸術的ハイライトとなりました。その舞台での迫力と色彩豊かな美学は、地域文化の精神と特性を見事に表現していました。

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