「Timeless Chopin(永遠のショパン)」– ブレイクスルー・フィルムズによる絵画アニメーション、2025年大阪・関西万博

2025年大阪・関西万博にて、ポーランドパビリオンは「Timeless Chopin(永遠のショパン)」のプレミア上映で幕を開けました。本作品は、受賞歴を持つ『ゴッホ 最期の手紙』や『農民』で知られるブレイクスルー・フィルムズが制作し、ピョートル・ドミニアクが監督を務めた最新の絵画アニメーションです。
2025年大阪・関西万博にて、ポーランドパビリオンは「Timeless Chopin(永遠のショパン)」のプレミア上映で幕を開けました。本作品は、受賞歴を持つ『ゴッホ 最期の手紙』や『農民』で知られるブレイクスルー・フィルムズが制作し、ピョートル・ドミニアクが監督を務めた最新の絵画アニメーションです。
「Timeless Chopin」は、ポーランドの創造性とフリデリク・ショパンの現代における不朽の影響力を詩的かつ象徴的に描いた物語です。ショパン役はポーランドのピアニスト、パヴェウ・ポプコが演じ、ショパンの生家であるジェラゾヴァ・ヴォラで撮影が行われました(フリデリク・ショパン協会の協力による)。また、国際ショパン・ピアノコンクールでファイナリストかつ受賞歴のある日本人ピアニスト、小林愛実も出演しています。このアニメーションは、ポーランド、ウクライナ、メキシコから集まった10名の画家チームによって、4か月かけて制作されました。アニメーションに使われた原画は、まもなく timelesschopin.com にて公開される予定です。
この作品は、ポーランド投資・貿易庁(PAIH)が「ポーランド 未来を切り拓く遺産」というスローガンのもとで企画した芸術プログラムの一環です。展示面積約1,000㎡を誇るポーランドパビリオンは、「命を救う」ゾーンに位置し、伝統と革新の融合を示しています。最先端の技術とともに、ポーランドの文化的価値、職人技、音楽、芸術が紹介されています。
2025年万博におけるポーランドの文化プログラム
ポーランドはEXPO 2025において、100を超えるイベントを実施予定です。これには、会議、討論会、ワークショップ、研究プロジェクトなどが含まれ、100以上のパートナー機関と連携して行われます。また、展示会やコンサートも、2025年4月13日から10月13日までの間、大阪市内のさまざまな都市空間で開催されます。
文化プログラムの注目イベントのひとつが「Peasants Dance Remixed in Osaka(農民の踊りリミックス 大阪公演)」です。この公演は、9月4日に大阪の中心部に位置する最先端で環境に配慮した複合施設「サンケイホールブリーゼ」で開催されます。以前、ワルシャワのCOSトルワールやヴロツワフの百周年記念ホールで大好評を博したこのショーは、日本の親密な舞台環境に合わせて特別にアレンジされます。
「Peasants Dance Remixed」は、19世紀の絵画がモダンな照明デザインにより命を吹き込まれ、フォーク音楽と電子音が融合し、伝統舞踊が現代的なパフォーマンスに進化するという芸術的な旅路です。視覚的に印象的で、国際的な観客にも訴求力のある本作品は、文化遺産と現代表現のユニークな融合を提供します。
このプロジェクトは、ポーランド投資・貿易庁(PAIH)との協力のもとで実施され、ポーランド文化・国家遺産省の助成を受けています。





