2025年大阪・関西万博でポーランドパビリオンが二冠を達成

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「体験デザインのオリンピック」と呼ばれる World Expolympics において、ポーランドは2つの名誉ある賞を獲得しました。インスタレーション「創意の園」が銀賞を、そしてポーランドパビリオンが中規模パビリオン部門で銅賞を受賞しました。

The Experiential Design Authority (TEDA) は、2025年大阪・関西万博における体験デザイン分野で最も優れたパビリオンを表彰するWorld Expolympicsの受賞者を発表しました。

ポーランドパリオンは、「Best Medium Pavilion(最優秀中規模パビリオン)」部門で銅賞、さらにパビリオン内のインスタレーション「創意の園」が「Best Exhibition / Display(最優秀展示/エキシビション)」部門で銀賞を受賞しました。

展示のコンセプトとデザインを手がけたのは、モニカ・ブラウンチュエヴァ・キエルクロ、スタニスワフ・ケンパ、ヴィエスワフ・バルトコフスキです。

ポーランドパビリオンの建築デザインは、Interplay Architects のアリツィア・クビツカボルハ・マルティネスが担当しました。木材を使用し、有機的なフォルムを取り入れることで、創造性の波を想起させるラインを表現しています。外観は木組み工法を用いて仕上げられており、これはポーランドと日本双方の伝統的建築へのオマージュとなっています。

2025年大阪・関西万博ポーランド政府副代表のマルタ・ジェリンスカは、今回の受賞に際し次のようにコメントしています。
「今回の受賞は、ポーランドの、創造力とデザインを通じて物語を語る勇気の証です。審査員には、私たちの展示全体だけでなく、「創意の園」の特別なビジョンを高く評価いただきました。これは大きな名誉であると同時に、今後もこのようにインスピレーションあふれる形でポーランドを世界に紹介し続けるための、大きな励みにもなります」

主催者によれば、World Expolympicsは「体験デザインのオリンピック」と呼ばれており、それは「世界博覧会を定義する芸術性、革新性、文化的ストーリーテリングに光を当てるもの」だからです。

受賞者は、建築家、空間・体験デザイナー、展示・イベント業界の専門家などからなる国際的な32名の審査員によって選ばれました。審査は、コンセプトとデザイン、創造性と革新性、観客の没入度や関与度、実現性、そしてプロジェクト全体としての影響力といった基準に基づいて行われました。

Fot.: A. Stykowski / PAIH / materiały prasowe

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