レヴィアタン連盟による2025年大阪・関西万博への参加

ポーランドの使用者団体、レヴィアタン連盟の代表団が、2025年大阪・関西万博においてポーランドパビリオンを訪問しました。今回の訪問の目的は、ポーランドと日本の経済関係を強化し、アジア市場におけるポーランド企業の可能性を広めることです。
レヴィアタン連盟の創設者で会長でもあるヘンリカ・ボフニャシュ博士は次のように語りました。
「ポーランドパビリオンは、我が国の優れた名刺代わりとなっています。洗練された建築と魅力的な展示が、多くの来館者を魅了しています。2025年大阪・関西万博で我々は、近代的で創造的、革新的、さらに訪れる価値があり投資する価値のある国として、ポーランドを紹介しています。私たちはこのようなポーランドの姿を日本だけでなく、世界中に対して、自信を持って劣等感なく示していくべきです」
ヘンリカ・ボフニャシュ博士のほか、マチェイ・ヴィトゥツキ評議委員会議長、マウゴジャタ・ムロチュコフスカ=ホルネ事務局長、ヤツェク・メンチナ顧問、アンジェイ・トレラ主要関係担当ディレクターおよび、技術、産業、持続可能な開発、イノベーション分野で活動するレヴィアタン連盟への参加企業の代表者が合わせて来日しました。
訪問の一環として、「ポーランドと日本の経済協力」というタイトルのパネルディスカッションも開催されました。このパネルディスカッションには、日本側からは2025年日本国際博覧会協会副事務総長一ノ木真夏氏、大阪市経済戦略局和田彩氏、新井美穂子氏、そして2025年大阪・関西万博日本館の代表者が参加しました。ポーランドの日本企業にとっての潜在的パートナーとしての可能性、ロボット化、軍民両用技術、産業の脱炭素化、そして経営における女性の役割の拡大などのテーマについて議論が行われました。
また、ポーランド郵便が発行するポーランドパビリオンをモチーフにした記念切手の発表も行われました。記念切手の発表に際し、ポーランド郵便のセバスティアン・ミコシュ社長は次のように述べました。
「2025年大阪・関西万博は、今年世界で最も重要なイベントのひとつです。ポーランド共和国による万博出展は、ポーランドパビリオン内での活動にとどまらず、同時開催される多くのイベントを含め非常に印象的な取り組みです。ポーランド郵便はこの特別なイベントに貢献するため、ポーランドの革新性、開かれた姿勢、創造的エネルギーを芸術的に表現した記念切手を発行しました」
記念切手のほか、初日カバー(FDC)と記念消印も発行が予定されています。切手にはポーランドパビリオンの近未来的な建築が描かれ、2025年大阪・関西万博におけ「ポーランド。未来を切り拓く遺産」という公式スローガンが、切手とFDCの両方に記されています。消印は、パビリオンを鳥瞰図で見たデザインをモチーフにしています。
記念切手の発行部数は9万枚で、デザインはロフ・ステファニアク氏によるものです。





Fot.: A. Stykowski / PAIH