4月13日に、2025年大阪・関西万博のポーランドパビリオンが正式開館します！

4月13日、大阪で開催される「2025年日本国際博覧会（大阪・関西万博）」が正式に開幕します。この日から、ポーランドパビリオンが準備した特別な展示やインスタレーションをご来場の皆様にご提供いたします。忘れられない感動や深い思考を促す体験をお楽しみに。

大阪万博におけるポーランドパビリオン

「2025年国際博覧会は、ポーランド共和国を世界にアピールする絶好の機会であると同時に、最高レベルの関係を構築し、経験を共有するための場でもあります。目まぐるしく変化する世界において、ポーランドは伝統と現代性を融合させた国であり、テクノロジーや持続可能な開発、国際協力における我々の革新的な取り組みが、ビジネスや学術分野に新たな展望を切り拓いていくことを示したいと考えています。大阪でのポーランドパビリオンの出展は、長期的なパートナーシップの構築につながり、世界経済・文化における我が国の存在感をより一層高めると確信しています。」ー2025年日本国際博覧会ポーランド政府代表のヤツェク・トムチャック氏は上記のように述べています。

ポーランドパビリオンでは先進技術やソリューションをご紹介しつつ、同時にポーランド社会の根幹となる伝統的な価値にも触れています。具体的には、グリーンエネルギー、デジタルトランスフォーメーション、人工知能などの革新的な技術を提示し、さらには伝統的な文化や工芸、音楽、芸術についても展示をします。

ポーランドパビリオンでは、多彩なインタラクティブインスタレーションが来場者を迎えます。常設展の「心象の緑（Spirit Plant）」では、薬草の力とその治癒効果の世界にご来場の皆様を誘います。このアートプロジェクトでは、来場者自身が作品づくりに参加できます。作り出した植物をスマートフォンに取り込み、SNSでシェアすることも可能です。また、常設展の「歴世（Generations）」は、「心象の緑」で生み出された植物を用いた、ダイナミックなギャラリーです。さらに、「七草（Seven Herbs）」は、アニメーション化された植物図鑑で、ポーランドの薬草文化やイラストレーション芸術の歴史を紹介する常設展です。「ポーランドの原風景（The Most Polish Landscape）」はAIを用いたビジュアル展示（常設展）で、来場者の目の前で美しいポーランドの風景が生成されます。「オーラ（Aura）」は、自然素材を用いデジタル制御されたユニークなオーケストラで、テクノロジーと伝統工芸が融合した展示です。

さらに、ポーランドパビリオンでは、フリデリク・ショパンの名曲、ポーランドの民俗音楽、自然のサウンドをテーマにした音楽が響きわたります。「収穫前（Pre-Spring）」は、ポーランドの自然の多様性を示し、生物学的知識と芸術を融合した作品です。「詩（うた）（Verses）」は、日本とポーランドの文化的共通点を表現し、ポーランドの俳人が詠んだ数百もの俳句を展示した常設展です。また、毎日開催されるピアノリサイタルでは、ショパン国際ピアノコンクール参加者が半年間、毎日3回、ポーランドの偉大な作曲家であるショパンの作品を演奏します。

常設展の「創意の園（Plantation of Ideas）」では、経済、ビジネス、科学分野における革新的なソリューションを展示しています。医療・医薬品産業、化粧品産業、IT・フィンテック産業、水素技術を含むグリーンテクノロジー産業、アグリテック含む農林水産・食品産業、ゲーム産業など、日本の皆様から特に関心を集めているポーランド経済の6分野をご紹介します。

さらにポーランドパビリオンでは、地域別やテーマ別のイベントとして、「ポーランド科学・教育Days」「ポーランド文化ウィーク」「フリデリク・ショパンウィーク」「スポーツ・観光ウィーク」などの特別な企画が予定されています。特別企画の第一弾は、ポドラシェ県が取り上げられます。特別な演劇作品の上演、武術パフォーマンス、音楽デュオ「Sw@da & Niczos」のライブが行われます。

ポーランドパビリオンは、万博期間中、合計100個以上のカンファレンスやディスカッション、ワークショップ、研究プロジェクトといった多彩なプログラムを、100か所以上のパートナー機関と協力して実施します。