ポモージェ県デイズ

琥珀、カシューブの花、そしてフォークジャズ – ポモージェ地域が2025年万博に登場
「ポモージェ県デイズ」では、手工芸、琥珀のインスピレーション、Zagan Acousticの演奏、そして日波の交流が紹介されました。
2025年5月25日から29日まで、ポーランドのポモージェ県は、大阪で開催された万博において、海、伝統、そして現代文化への革新的なアプローチからインスピレーションを受けた地域として自身を紹介しました。プログラムは、手工芸、音楽、国際協力の要素を融合させた内容でした。
ワークショップ:琥珀と紙の造形
「バルト海の宝物 – 琥珀からのインスピレーション」というシリーズのワークショップが毎日開催され、訪問者はポモージェ文化における琥珀の象徴性と用途を学ぶことができました。同時に、「団結の花」プロジェクトが実施され、カシューブと日本の紙細工を融合させたデモンストレーションが行われ、両方の伝統にインスピレーションを受けた手作りの花が制作されました。
Zagan Acousticによるコンサート
プログラムの中心には、Zagan Acousticによる2回のコンサートがあり、「フォーク&ジャズ・フュージョン」というレパートリーが披露されました。ジャンルを融合させた表現力豊かなサウンドで知られるこのグループは、室内楽の雰囲気とステージのエネルギーを融合させた演奏を披露しました。Zagan Acousticは20年以上にわたりポーランドおよびヨーロッパ各地で演奏を行っており、その演奏は技巧、ユーモア、そしてスタイルの多様性が特徴です。
アート作品:「エレメントのダンス」
ポモージェ地域のプレゼンテーションには、「エレメントのダンス」というインスタレーションも加わり、自然と調和して暮らすポモージェの人々の物語が芸術的に表現されました。このインスタレーションは、住民と自然環境との深いつながりを象徴し、ポモージェの文化的アイデンティティを形成する上で自然が果たす重要な役割を強調しています。
さらに、地域のプロモーション映像の上映とフレデリック・ショパンの音楽に合わせたアニメーションもプログラムに含まれており、ポモージェの風景、遺産、そして現代的な魅力が紹介されました。