Digital Dreamers ― 2025年大阪・関西万博で輝くポーランドのゲーム文化

2025年10月1日から5日にかけて、ポーランド発のゲームが2025年大阪・関西万博にて開催された 「Digital Dreamers: Games from Poland Festival」 に登場しました。
本イベントは、ポーランドの参加プログラムの一環として、クリエイティブ産業支援センターがポーランド投資・貿易庁の協力を受けて開催したもので、アジア市場におけるポーランドのgamedev産業のプロモーションにおいて絶好の機会となりました。
フェスティバルは、万博会場内のGallery Westに設けられた特設スペースで行われ、ポーランドの多様性と革新性を象徴する20本の厳選タイトルが紹介されました。来場者は、世界的に評価を受けた作品から新作プロジェクトまで幅広く体験でき、特に日本の来場者から高い関心を集めました。
さらに、フェスティバルではワークショップやクリエイターとの交流イベント、コスプレコンテストなど、豊富なプログラムが展開され、インタラクティブな体験の場として盛況を博しました。ポーランドゲームの展示エリアには連日数千人が訪れ、その成功はポーランド共和国文化・国家遺産省の支援およびポーランド投資貿易庁、ヴィトルヴィオ財団、Indie Games社との協力によって実現しました。また、数多くの日本のメディア関係者も取材に訪れました。
「大阪万博でポーランドのゲームを紹介することは、ポーランドが持つクリエイティブな可能性を世界に発信する特別な機会です」
― クリエイティブ産業支援センター所長 アレクサンドラ・シマンスカ氏
同氏はさらに、次のようにも語りました。「Digital Dreamers は、ポーランドのゲーム産業が革新的かつダイナミックに成長する分野であることを示しました。この姿勢は、ポーランドパビリオンのテーマ『未来を切り拓く遺産』とも重なります」と語りました。
2025年大阪・関西万博への参加は、ポーランドゲーム産業の国際的な認知度を高めるための戦略的な一歩となりました。本イベントは、クリエイターとビジネス関係者の出会いと交流の場を創出し、今後の国際的な協力関係を築く土台となりました。






Fot.: A. Stykowski / PAIH