ポーランド共和国ガフコフスキ副首相、2025年大阪・関西万博ポーランドパビリオンを訪問

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ポーランド共和国のクシシュトフ・ガフコフスキ副首相兼デジタル化大臣は、デジタル化およびサイバーセキュリティ分野での協力を目的とした公式訪日の一環として、ポーランドパビリオンを訪れました。副首相の来館は、テクノロジー、イノベーション、そして文化的価値の面で、今日の世界舞台におけるポーランドの重要な役割を力強く示すものとなりました。

訪問に際し、ガフコフスキ副首相はポーランドパビリオンのコンセプトと完成度を高く評価し、次のように語りました。

「ポーランドパビリオンは単なる展示ではありません。伝統に根ざしつつ未来へ果敢に手を伸ばすポーランドを語る、感動的で賢明な物語です。テクノロジー、自然、文化が美しく融合し、ポーランドは現代的で創造的、そして感性豊かな国として世界に示されています。大阪万博で私たちの存在がこれほど力強く、洗練された形で響き渡っていることを誇りに思います。」

副首相がとりわけ関心を寄せたのは、ポーランドパビリオンの中心に設けられた特別なエリア「創意の園」です。ここでは、日本市場のニーズに合わせて選定された六つの主要産業ー医薬・医療、IT・フィンテック、グリーンテクノロジー(特に水素分野)、農業・食品(アグリテックを含む)、化粧品、ゲーム開発ーにおける画期的なアイデアとソリューションが展示されています。まさにこの空間で、ポーランドの技術力、研究力、そして創造的ポテンシャルが世界に向けて力強く発信されています。

展示されているイノベーションは、自然の力と最先端テクノロジー、そして高度な科学知見を融合させたものばかりです。健康・安全・持続可能な発展を促進するこれらのソリューションには、ポーランドの「創造性の遺伝子」が共通して流れています。このエリアを通じて、ポーランドは世界有数の経済大国と対話しながら未来を共創できる力強いパートナーであることを鮮明に示しています。

副首相に同行し、国家資産省のコンラド・ゴウォタ副大臣もポーランドパビリオンを訪れました。副大臣は展示の強力な訴求力について、次のように語りました。

「ポーランドパビリオンにこれほど多くの来場者が足を運ぶのは、決して偶然ではありません。ここでは現代性と伝統、象徴性と感情が見事に融合しています。ポーランドを、新鮮でインスピレーションあふれ、洗練されたかたちで紹介しているのです。私にとっては、ポーランドのアイデンティティの奥深さを再発見する旅でもありました。」

ガフコフスキ副首相の訪日中には、日本政府関係者や新興テクノロジー分野のリーダーとの一連の会談も予定されています。訪日の主な目的は、デジタルトランスフォーメーションにおける協力を強化し、日本企業が欧州連合市場で活躍できるような新たな機会を創出することです。この文脈で、2025年大阪・関西万博のポーランドパビリオンは、開かれた姿勢と高度な技術力、そして人々を鼓舞する現代的なポーランドを世界に発信する重要なプロモーション拠点となっています。

2025年大阪・関西万博では、副首相はポーランドパビリオンのほかに、日本、ウクライナ、EUの各パビリオンや TECH WORLD パビリオンも訪問しました。

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