シロンスク地方、2025年大阪・関西万博で来場者の心をつかむ

2025年5月4日~10日に開催された「シロンスク・ウィーク」が無事に終了しました。 期間中、合計31,048名がイベントに参加しました。 ポーランドパビリオンを訪れた来場者は、ポーランド国立民族合唱舞踊団「シロンスク」の華やかなコンサートやワークショップ、その他演劇公演など多彩なプログラムに参加しました。また、地域経済プロモーションの一環として、ビジネスカンファレンスやネットワーキングも行われました。
シロンスク・ウィークの開会式には、レシェク・ピエトラシェク副知事率いるシロンスク県代表団が参加。また、グルノシロンスク基金によって組織された企業視察団も現地入りしました。
- ポーランドパビリオンには合計25,948名の一般来場者、100名以上のVIP代表団が訪問
- ショパンランドコンクール受賞者によるピアノコンサートに、1,150名が来場
- 24個のワークショップ(9Sił財団、ポーランド国立民族合唱舞踊団「シロンスク」、アニメーション映画スタジオ、シロンスク大学、アテネウム劇場が主催)に総勢約1,600名が参加
- アテネウム劇場による屋外ステージでの公演に1,650名が来場
- ポーランドパビリオン前でのポーランド国立民族合唱舞踊団「シロンスク」公演に、600名が参加
これらすべてを合わせて、合計31,048名がシロンスク・ウィークのイベントに参加しました。
経済プロモーションの一環として、シロンスク代表団は以下を実施しました:
- 経済視察
シロンスク地方の医療、IT、クリエイティブ業界から10社が参加。このうち、クリエイティブ業界のSerfenta(ハンドメイドのカゴを製作・販売する企業)はすでに日本市場に進出済みです。また、Polska Grupa Górnicza株式会社(炭鉱)も参加しました - 経済会議「チャンスの地 – シロンスク・日本経済会議」
シロンスク県庁が主催し、グルノシロンスク財団、カトヴィツェ市、カトヴィツェ経済特区の共催の元開催されました。約80名が出席。
5月7日の会議には、日本側から以下の方々にご出席いただきました。
- 山下 靖代 岐阜県観光文化スポーツ部次長
- 岐阜県内企業:タック株式会社、エーザイ株式会社
- 病院関係者:岐阜県総合医療センター、日本国際医療センター
- NIMS (国立研究開発法人物質・材料研究機構)川上 亘作 教授
- Gamedev業界関係者
また、5月8日には、シロンスクの3つの病院の代表団が岐阜県総合医療センターを訪問し意見交換を深めました。
シロンスク県代表団による公式訪問と交流
- 5月4日、岐阜県の大森康宏副知事をはじめとする代表団が、シロンスク・ウィークの開幕式に参加
- 5月6日には、シロンスク県副知事レシェク・ピェトラシェク氏率いる県代表団が岐阜県を訪問し、両地域間の協力に関する覚書を締結
- 5月8日には、経済視察団が名古屋でビジネスミーティングを実施
5月9日の「ヨーロッパ・デー」には、欧州連合加盟国の30名を超える大使らがポーランドパビリオンを訪れ、ポーランド国立民族合唱舞踊団「シロンスク」による「歓喜の歌」の演奏を鑑賞しました。さらに、駐日ポーランド大使パヴェウ・ミレフスキ氏の招待により、パビリオン内のレストランでポーランドの郷土料理を味わいました。
ポーランドはSNS上でもヨーロッパ・デーの祝賀に参加し、EUに加盟する24カ国のパビリオンを訪れるスタンプラリー企画について投稿した「Poland at Expo」の公式アカウントの投稿は、日本人ユーザーの間で大きな反響を呼び、18万1千回以上の閲覧を記録しました。
シロンスク・ウィークの期間中、マロシュ・シェフチョビッチ欧州委員会貿易・経済安全保障担当委員も、15名の視察団を伴ってポーランドパビリオンを個別に訪問しました。
また、5月5日のこどもの日には、ポーランドパビリオンのコンサートホールで、ショパンランドコンクールの若き受賞者による演奏が披露され、子どもたちにとっても特別なひとときとなりました。







