ポーランド「海の日」

ポーランド海の日は、3つの海事大学と環境・文化団体の共同イニシアチブです。プログラムには、ワークショップ、展示会、ディベート、没入型プロジェクト、そしてユニークな海をテーマにしたコンサートが含まれていました。
ポーランド海の日は、3つの海事大学と環境・文化団体の共同イニシアチブです。プログラムには、ワークショップ、展示会、ディベート、没入型プロジェクト、そしてユニークな海をテーマにしたコンサートが含まれていました。
未来の実験室としての海
イベントの参加者には、グディニャ海事大学、シュチェチン海事大学、グダニスク大学、そしてMARE財団が含まれています。主なテーマは、海事教育、バルト海の生態系、持続可能なブルーエコノミーに焦点を当てています。
ワークショップゾーンでは、グダニスク大学の調査船 r/v Oceanograf のバーチャルツアーが体験できます。
コンサートホールでは、MARE財団が制作したアートインスタレーション「Into the Baltic Depths」が展示され、参加者をバルト海の深海への感覚的な旅へと誘います。
さらに、ポーランドパビリオン前およびコンサートホール内には、ポーランド沿岸の実際の音を基にしたサウンドインスタレーション「Sounds of the Sea」も登場します。
展示会、会議、そしてディベート
イベントのビジュアル要素として、MARE財団が企画した写真展「ECOMARINAS」が展示されます。歴史的な大型帆船 STS Generał Zaruski での航海中に撮影された写真が、特別にデザインされた展示ボードに飾られます。
海洋生態学に関するカンファレンスは、エキスポのテーマパビリオンで開催され、バルト海沿岸諸国のパビリオン代表者も参加します。シュチェチン海事大学およびグディニャ海事大学の専門家が、エコロジカルな船舶運航、新たな乗組員訓練技術、そして海洋環境保護におけるコンピューター検証の活用について発表します。
さらに、MARE財団はバルト海保護のために実施している具体的な地域活動を紹介します。ポーランドパビリオンでは、グダニスク大学の学生が「科学における海―未来を形づくる過去」と題したディベートを主催します。
海事大学合唱団 – エキスポ2025におけるシュチェチンの音楽の象徴
2025年大阪万博「ポーランド海の日」の主要なハイライトの一つは、シュチェチン海事大学合唱団によるコンサートです。**この合唱団は、20年以上にわたり学術的な精密さと芸術的情熱を融合させてきました。
2003年にシルヴィア・ファビヤンチク=マクフ博士によって創設され、これまでポーランド国内外で高い評価を受けています。イタリア、フランス、スペイン、トルコ、北マケドニア、リトアニア、マルタ、アイルランド、エクアドル、ロシア、カナダ、日本、台湾など、約15カ国で演奏実績があります。
ひとつのバルト海 - ひとつの未来
2025年大阪万博「ポーランド海の日」では、科学的および芸術的な成果を紹介するだけでなく、私たちの海と海洋の未来について共に考えるための招待の場ともなります。
歴史の静かな証人であり、未来への舞台でもあるバルト海が、この特別な一日の真の主役となるでしょう。